ダジャレザウルス恐竜図鑑
Lineスタンプ「ダジャレザウルス恐竜図鑑」にて40種類の恐竜を描きましたので、それを図鑑的にまとめてみました。クリックで拡大、説明が出ます。
アンキロサウルス(融合したトカゲ)。アンキロサウルス科、体長約9m、植物食。白亜紀後期アメリカなど。 その頭と体は強固な骨の盾で覆われており、まるで装甲車のような恐竜です。尻尾の先端には棍棒のような骨の塊が二つついていて、防御だけでなく攻撃力も持ち合わせていたと考えられています。 クチバシの奥の歯はとても小さく、硬い食べ物をすり潰す事は出来なかったようです。その為、草などの小さな植物を引きちぎって食べていたと考えらえています。 ダジャレはこれ以外には考えつかなかったのが本音ですね(苦笑)。自分はそれほど暗記が得意ではないので、なかなか使いどころが難しいところです。学生さんたちに、テスト後ドヤ顔で使ってもらいたいですね。
ヴェロキラプトル(速い泥棒)。ドロマエオサウルス科、体長約1.8m、肉食。白亜紀後期中国他。細い体に対して頭は大きめ、後ろ足の大きな鉤爪と羽毛が特徴。 映画ジュラシックパークで一躍有名になった恐竜ですが、どうやら1993年の映画でのヴェロキラプトルは、デイノニクスがモデルになっているようです。スピルバーグがヴェロキラプトルの名前を気に入って、そこだけ拝借したのだとか。 また、集団で狩りをしていたイメージが強い恐竜ですが、今のところそれを示す化石は見つかっていません。いずれにせよ、脳が大きく賢い恐竜であったと推測される為、油断ならないハンターたちであった事は疑いありませんね。 ダジャレに関しては、ちょっと悩みました。他のスタンプに比べて、若干口調が厳しいような感じになってしまいましたので…。ただ、ライオンキングに出てくるハイエナのようなイメージで描きましたので、その点では合っているかな、とも思います。
プテラノドン(歯のない翼)。プテロダクティルス類、体長約6m、肉食(魚)。白亜紀後期アメリカ。 その名の通りクチバシの中に歯はなく、魚を主食としていたようです。また、翼に羽毛はなく、膜状の皮膚でできていました。特徴的な大きなとかさは、メスにはなかったという説もあります。 体重は15~20kg程度と非常に軽く、筋力もそれほどなかったようです。グライダーのように大空を滑空していたのでしょうね。大きな翼は当然陸上では邪魔になったでしょうから、素早く歩く事は出来なかったようです。 …ダジャレに関しては、苦しさここに極まれり、といったところでしょうか(笑)。その苦しさとプテラノドンの飄々とした表情がなんだかとてもユーモラスで、実は結構使ってしまうスタンプです。
カルノタウルス(肉食の雄牛)。アベリサウルス科、体長7~9m、肉食。白亜紀中期アルゼンチン。 目の上の2本の角と、前後に短い頭部が特徴的ですね。50cmほどと極端に短い前足も含め、他の獣脚類と比べても印象的な姿をしています。 鬼のような角、一目見たら忘れられないほどインパクトがありますよね。やはり戦闘に使っていたのでしょうか。それに、短い前足には指が4本(ティラノサウルスは2本)残っていましたが、果たしてこの長さの前足を使う事があったのか…。色々と想像力を掻き立てられる恐竜です。 ダジャレはすんなりと出てきました。会話の中でも、比較的使いやすいかも知れませんね。
エラスモサウルス(薄い板のトカゲ)。プレシオサウルス科、体長約14m、肉食。白亜紀後期アメリカ。 首の長さが8mと長く、頭だけを水から出す事もあったようです。主にイカや魚などを食べていましたが、時として翼竜も獲物としていた事が分かっています。どの図鑑やイラストを見ても、獰猛そうな顔で描かれていますね。 …この説明を書く為に調べてて分かったのですが、イラストに比べてもう少し尾は短く、足のひれは前の方が後ろより大きかったようです。すみません、勉強になりました(汗)。 さて、この非常に苦しいダジャレは、実はすぐ思いつきました。ただ、苦しい故に通じるかなぁと不安でしたが、息子さんに見せたらバカウケで安心しました(笑)。自分でも時々使ってます。
スピノサウルス(背骨トカゲ)。スピノサウルス科、体長約16m、肉食(魚)。白亜紀アフリカ。鼻づら(吻)が長くワニのような顔をしており、ワニと同じく魚を主食としていたと考えられています。特徴的な背中の帆は高さ1.8mもあり、体温の調節に役立っていたようです。 映画ジュラシックパークⅢで一気にメジャーになった恐竜ですね。ティラノサウルスよりも大きな体を持ち、水陸両用で活躍できる強力な肉食恐竜です。ティラノサウルスとどちらが強いか…なんてよく言われますが、同じ白亜紀を生きた恐竜とはいえ、ティラノサウルスはアメリカ、スピノサウルスはアフリカに生息していた為、実際に闘った事はないでしょう。どちらが強かったか、永遠の謎解いった所です。 このダジャレは本当に苦労しました(汗)。「次の方、どうぞ〜」とかけた訳ですが、よく考えると「の」しか合ってない…。本当に、苦し紛れって感じ(笑)。
ステゴサウルス(屋根に覆われたトカゲ)。ステゴサウルス科、体長約9m、植物食。ジュラ紀後期のアメリカやポルトガルに生息。 背中の板が特徴的な、とても有名な恐竜ですね。背中の板は色を変える事ができ、威嚇や異性へのアピールに使用していたと考えられています。また、体温調節にも役立っていたようです。 剣竜類と呼ばれる仲間で、体に比べて頭部が小さい事もあり、脳が小さく、恐竜の中でもあまり賢くなかった種類のようです。剣竜類の多くは、背中の2列の板が左右対になって並んでいましたが、ステゴサウルスは互い違いに並んでいたそうです。 結構苦しめのダジャレですね(笑)。LINEスタンプという事で描いていましたので、会話で使えそうなダジャレを考えるのに苦労しました。ま、こういうのは苦しいダジャレの方が面白みがあるという気もしますので(笑)。
ブラキオサウルス(腕のトカゲ)。ブラキオサウルス科、体長約26m、植物食。ジュラ紀後期アメリカに生息。その巨体や首の長さの割に頭部は50cmほどと小さく、脳も150gほどしかなかったと言われています。 あまりに大きい巨体ゆえに、当初は水の中で浮力を利用して暮らしていたと考えられていたほどでしたが、気嚢により体を軽くする仕組みがあったようです。また、頭の先まで血液を送る関係上、首を垂直に立てる事は出来なかったと考えられています。 これのダジャレはかなり悩みました。竜脚類のメジャー選手として外す訳にはいかず、苦し紛れに歯ブラシとかけました。でも、「歯ブラシをしっかり」ではなく「歯磨きをしっかり」ですよね、よく考えたら(笑)。
トリケラトプス(3本角を持つ顔)。ケラトプス科、体長約9m、植物食。白亜紀後期の北アメリカに生息。目の上の角は1mもあり、鼻の上の角は短めでした。 トリケラトプスといえば、ティラノサウルスとライバル的な位置付けで有名です。捕食者に対し、特徴的な3本の角を用いて戦っていたと考えられています。ですが、突進するというよりは、角で突き上げるような戦い方をしていたのではないかという説もあります。 このダジャレも、比較的すんなりと出た方です。出来はともかくとしてね(笑)。
チラノサウルス、ティラノサウルス(暴君トカゲ)。ティラノサウルス科、体長12.5m、肉食。白亜紀後期の北アメリカに生息。前足は短く、指は親指と人差し指の2本。体の大きさに対して頭がとても大きく、巨大な顎とナイフのような歯で、獲物を骨ごと噛み砕いていたと考えられています。また嗅覚にも優れていたようです。 現在では羽毛が生えていた説が有力ですが、個人的な好みとして今回は羽毛は描きませんでした。私が子供の頃のティラノサウルスはゴジラスタイルで直立し、尻尾を引きずっている姿が一般的でしたね。恐竜研究が進むにつれて、ここに描かれているイラスト群も全くの的外れなものになってしまうかも知れません(笑)。 ダジャレはすぐ思いついた方です。恐竜図鑑として描く以上、メジャー系恐竜をラインナップから外す事は出来ない訳で、かなり苦労した恐竜も多かったです。